シティビナヤカール・ヒンディー小中学校への支援
北部州マナー市の学校から支援を依頼されました。
スリランカ内戦は2009年に終結しましたが、この地域は最も戦闘が激しかった地域の一つです。
2015年10月
同校へオリンパス光学顕微鏡2台を寄贈しました。
今事業のボランティアである、荻野、小路口両氏から手渡されました
学校の備品は殆ど揃ってはいません
この事業の仲介をしてくれた県教育局Ruwain氏とスタッフ
中学生の生物学の授業中に校長等と参観しました
学校関係者は、教育設備を充実させることに、強い意欲を示しています
戦争が終わり人々が帰郷すると、就学生徒も増加し、学校が手狭になりました
雨風をしのぐだけの校舎もあります
校舎整備について、日本からの支援を希望しています
ヒンドゥー教徒のタミル人は、スリランカでは少数民族ですので、
色々な面で多くの支援を必要としています
子供達への戦争の傷痕
内戦で負傷した子供達が多数います
この女子生徒は、左腕、腹部などに爆弾の傷痕が残っています
今も体の中に爆弾の破片が残っていて、痛みを訴える生徒もいます
しかし、同国の保険医療の制度では、治療を受けることはできません。
また、医療技術の面でも立ち後れています。
このような面でも、日本の支援を強く希望しています。